マンションやアパートの騒音について考える場合に、知っておくべき音の基礎をご紹介いたします。
「音」とは一言で言ってしまえば、物質が振動したときに発生する波が空気を伝わって聞こえるもので、発信源から距離が遠くなるほど、波が減衰されて小さくなります。
音は強さ[dB]と高低[Hz]という単位で表現されます。また、音は空気伝播音と固体伝播音
という種類に大別されています。
■音の強さ[dB、デシベル]
音の強さは、波の振幅の大きさによって決まり、振幅幅が大きいほど、音も強く(大きく)なります。この音の強さを表す単位として、dB(デシベル)があります。
dBという単位は、音の強さだけでなく、増幅率や減衰率などの表現にも使用されており、ある基準値に対して何倍(何分の1)かを対数を用いて表現する為の単位です。デシは10分の1という意味、ベルは電話機を発明したグラハム・ベルの名前が由来となっています。
簡単に言ってしまうと、20dB上がると音の強さは10倍、40dB上がると100倍にもなります。
一般的には、40dB〜50dB位までが許容できる騒音レベルであり、60dBを超えると多くの人が騒音と感じるようです。ちなみに身近なもので言うと、怒鳴り声や地下鉄車内の音が90dB程度、テレビや普通の話し声が60dB程度、ささやき声や静かなオフィス内が40dB程度とのことです。
■音の高低音[Hz、ヘルツ]
音の高い・低いは、波が上下する回数に依存しています。波の上下する回数が小さい(周波数が低いといいます)ほど低音になり、回数が多い(周波数が高い)ほど高音になります。1秒間に何回波が上下するかを表す単位がHz(ヘルツ)です。
一般に人間の耳によって聞こえる周波数は20Hz〜20kHzと言われています。