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賃貸住宅へ入居する場合、毎月の家賃や共益費だけでなく、契約時に必要となる費用があります。敷金、礼金、仲介手数料、損害保険料などがその契約時に必要となり、それらを考慮すると、およそ家賃の4〜10ヶ月分位が必要といわれています。また、引越し費用や、新しい住まいでのインテリアを揃える事も考えると更に費用は・・・。

引越しは想像以上にお金がかかります。少しでも無駄な費用、曖昧な出費を抑えられるよう、契約時に十分確認しましょう。


■敷金

敷金とは、借主が家賃滞納した場合や、借主の過失による修繕費用が発生した場合などを想定し、予め貸主(大家さん、不動産貸家)に預けておくお金を指します。退去時や家賃滞納時では、借主がお金を払えないことがある為、入居時に先に預けておくとい意味で入居時に支払うことになります。

何も問題が発生しなければ原則的には退去時に戻ってくるお金とも考えられますが、「原状回復義務」という義務により、戻ってくるお金は状況や契約内容によってまちまちとなります。

敷金の相場は家賃の1〜3ヶ月分程度であり、「敷金・礼金」という費用を必要とする賃貸物件では、数年毎の契約更新の際に、家賃1〜2ヶ月程度の更新料が必要になることが多いようです。

 

■礼金

家主に対してお礼として支払うものであり、退去する際にも返金されません。家賃の1〜2ヶ月分が一般的です。

 

■保証金と敷引き

「保証金・敷引き」は、主に大阪を中心とした関西や一部の九州地方で多く使われる風習で、「敷引き」は「解約引き」「敷金償却」などと呼ぶ場合もあります。

「保証金」は敷金と同様に予め大家さんに預け入れておくお金であり、家賃の3〜8ヶ月程度が一般的なようです。退去時には支払った「保証金」が借主に戻ってきますが、その「保証金」の何割かは「敷引き」という名目で差し引かれ、残った金額が戻ることになります。

例えば、賃貸借契約書に「保証金は家賃の6ヶ月分、敷引きは2ヶ月分」と記載があれば、退去時の部屋の状況に関わらず保証金のうち2か月分は絶対に返ってこないことが既に明確にされていることになります。

 

「敷引き」は借主に戻らないお金となりますので、「礼金」のような意味にも取れますが、基本的には退去後の部屋の原状回復費用としての意味を持っています。

その為、「敷引き」に対する解釈は、「部屋の修繕費用は敷引きに含まれているはず」という考え方が一般的なのですが、「敷引き」以外に修繕費用を請求されるケースや、住んでいる期間と敷引き額の妥当性という点で、多くのトラブルが実際には起こっています。

 

■仲介手数料

契約が成立した際、仲介してくれた不動産会社に支払う費用であり、だいたい1か月分位と考えていれば良いでしょう。賃貸物件の資料、情報誌には、取引態様というものが記載されています。一般的には、貸主・媒介・代理の3種類となります。

貸主となっている場合は、その名のとおり不動産会社が建物を所有しており、仲介手数料は不要となります。

媒介・代理は正式には意味が異なるのですが、どちらも仲介手数料が発生します。

 

■前家賃

家賃は通常、翌月分を月末に支払いますので、契約時に予め住み始める月の家賃を払っておく必要があります。月の途中で入居を開始する場合、その半端な数日間の分も前家賃として支払うケースもあり、1ヶ月分以上必要なこともあります。

逆に交渉すれば(交渉しなくても?)無料にしてくださったり、すぐにでも入居者が決まってほしいと思っている貸主さんの場合には、「最初の2ヶ月分はなしにします」ということもあります。

 

■火災保険

賃貸住宅に入居する場合、借主は自分の負担で損害保険に加入しなければならない場合が殆どだと思います。金額は1〜2万円位が相場ですが、賃貸物件の条件によって異なりますので、契約時に確認してください。

 

■鍵交換費用

新築でない場合は、殆どのケースでカギを交換することになります。なかには、新品への交換ではなく、鍵の使い回しによる交換というケースも多いようですので、契約時にきちんと確認し、使いまわしでも費用が発生するのかなど確認しましょう。私なら自己負担になってでも新品にして貰いたいですね。


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